2024年元旦に発生した能登半島地震は、能登半島、特に珠洲市に甚大な被害をもたらしました。あれから2年半以上が経過し、復旧・復興への道のりが続く中、アステナグループは「自分ごと」と捉え、多角的な支援を通じて珠洲の再生に貢献しています。
本記事では、発災直後から始まった弊社の取り組み、そしてその背景にある「学び」と「未来へのコミットメント」をご紹介します。
2024年1月1日午後4時10分、能登半島を襲った激震により、美しい自然に恵まれた珠洲市は一瞬にして深い傷を負いました。特にライフラインの寸断による孤立は、住民の皆様に大きな困難を強いました。
珠洲市に駐在していたアステナグループの社員は、電気、水道、ガスが完全に停止した現地の状況を目の当たりにし、その厳しい現実を肌で感じました。担当者は、行政や支援団体、インフラ復旧にあたる専門家が円滑に活動できるよう、活動基盤の整備に尽力。避難所ではないものの、実質的な「裏方」として、多くの支援者たちが活動できる環境を築き、初期の復旧活動を支えました。
アステナグループは、緊急的な物資支援に留まらず、珠洲の復興が長期にわたることを踏まえ、多角的な視点から支援を続けています。
緊急支援物資の提供と活動基盤の整備: 発災直後から物資を運び入れ、被災地での円滑な支援活動を支えるための基盤整備に貢献しました。
地域経済の再生支援: 復興には地域の経済活性化が不可欠です。当社グループ会社であるNAIA(株)を通じて、珠洲のお酒や米などを販売し、被災地の経済循環を促進する取り組みも行いました。
アステナグループは、単なる支援活動に留まらず、現地での経験を通じて得た「災害のリアル」を伝え、社会全体の防災意識向上にも貢献したいと考えています。
珠洲市「語り部」としての伝承:
当社の担当者は、石川県が実施する災害プログラムの「語り部」として、小中高生の修学旅行生や海外からの学生、教員教育に対し自身の体験に基づいた災害の恐ろしさと復興への道のりを語り継いでいます。
社員向け「風の人」キャラバン:
社員が珠洲を訪れ、復興プログラムや地域支援作業に参加する「風の人」キャラバンも実施しています。これは社員が災害の現実を肌で感じ、学びを深める貴重な機会となっています。
アステナグループは、珠洲との関わりを通じて、社員一人ひとりがこの地域の「ファン」となり、地域社会と共に未来を創造していくことを目指しています。
「自分の知らない能力を珠洲で発見できた」という社員の声は、支援活動が単なるギブアンドテイクではなく、参加する側の成長にも繋がることを示しています。アステナグループはこれからも、社員の視野を広げ、新たな可能性を発見する機会を提供しながら、珠洲の再生に貢献していくという長期的なコミットメントを掲げています。