人的資本
付加価値適正分配経営
付加価値適正分配と人的資本の関係
「人に投資することが、次の付加価値を生む」
付加価値とは、アステナグループが製品やサービスを通じて社会に新たに生み出す価値です。
私たちは、収益から外部支払い費用を差し引いた「付加価値」を基準に、それを従業員・役員・株主・社会・事業そのものにどのように再配分するかを明確にしています。
この考え方をもとに、「付加価値分配計算書」を作成し、創出した価値の分配状況を定量的に可視化。
「どこに投資すれば企業価値が持続的に高まるか」を分析する仕組みを構築しています。
その中でも、人的資本への投資は付加価値を生み出す起点です。
人材の成長や働きがいを高めることが、新たな技術、信頼、顧客満足を生み、結果として企業全体の付加価値を拡大する、私たちはその循環を、「付加価値適正分配」のなかで最も重要なサイクルと捉えています。

具体的な取り組み
私たちは、「人への投資」をアステナグループの持続的成長の中核テーマと位置づけ、次のような取り組みを推進しています。
| 次世代の人材の育成 | リーダー・新規事業人材・専門人材の計画的育成。 |
| 階層別人材育成体系の構築 | プレーヤー層には思考力・コミュニケーション力、マネージャー層には財務・課題設定・チーム運営スキルを習得できる体制を構築。 |
| ダイバーシティ推進 | 女性活躍プログラム「Astena Empowerment in Action」、障がい者雇用モデルの構築。 |
| 従業員エンゲージメントの向上 | デジタル目安箱、オープントークキャラバン、エンゲージメントサーベイの刷新など、対話型コミュニケーション文化を促進。 |
| 企業価値の共有 | 株式報酬制度の導入を見据え、従業員持株会を積極的に活用。 |

人材育成
階層別人材育成体系の構築
各ステージに応じた成長機会を提供しています。具体的には、プレーヤースキルとして「試行スキル」と「コミュニケーションスキル」、マネージャースキルとして「財務作成・課題設定スキル」と「チーム運営スキル」を定め、階層に応じた研修内容を整備しています。一貫した人材育成を当社グループの強みとして事業機会を捉えることで、持続的成長を実現していきます。
アステナトップマネジメント育成プログラム
当社グループでは、モチベーションと当事者意識の高い人材を次世代経営候補者として選抜し育成するため、全従業員を対象に「経営者になる意思と覚悟を持つ人」を年に一度募集しています。選抜後は、事業戦略・戦術策定に関する座学研修や課題・面接による選考を経て、経営幹部候補生として以下を実施します。
・Off-JT:経営に必要な知識の継続的なインプット
・OJT:経営者との1on1や戦略立案などの実務
なお、当社グループは原則として、本プログラムの修了者または同等スキルを有する人材を役員に選任します。

従業員エンゲージメント
当社グループでは、従業員のやりがいや成長実感を高めるため、コミュニケーション強化と仕組みづくりを進めています。
これらを通じて、従業員一人ひとりが「この会社で働けてよかった」と感じられる組織づくりを目指します。
従業員エンゲージメントサーベイの刷新
内容を大幅に見直し、より幅広く多角的に測定できる内容へと拡充。従業員の実感により近い形で課題を可視化し、現場主導の改善を推進。
一体感の醸成
毎年期初に全従業員参加のKick Off Meetingを開催し、経営方針の共有やアステナAward表彰を実施。
Kick Off Meetingの様子 アステナAward表彰(左)岩城製薬 西 崇彦
双方向コミュニケーションの推進
経営者と従業員が意見交換をする「オープントークキャラバン」や、従業員の声を届ける「デジタル目安箱」を導入。
オープントークキャラバンの様子


